と言っても早すぎるんですが!(現在2:40AM)
目が覚めちゃいましたのでつらつら思い出話をば。
昔、私の家のこたつは豆炭こたつでした。
冬は毎朝寒い寒いと目をさましては鍋型の火おこしに豆炭を5つ6つ入れてコンロにかけ、いい具合に燃焼し始めた豆炭をこたつの火床におさめてやぐらに取り付け、暖まり始めるのを今か今かと待ちながらストーブの前で熱いコーヒーを飲んでいたものでした。
手間はかかるし火の扱いには気をつけなければならないこたつでしたが、
暖まった布団の中に腰まで入るとそれはもう気持ちよかったです。電気とは違う、体の芯から温まるような心地でした。直火は偉大。
老朽化してしまい電気こたつに切り替えたのですけどね…。これは便利だしすぐ温まるし温度の調節は容易だし安全。文句なしです。
しかし寒い朝に目を覚ますと、営みとして火を起こしていた日々が懐かしくなるのです。
枕草子の「冬はつとめて」ってこんな感じだろうな〜。
ちなみに私は火鉢に憧れがあるのですが、
猫いるし…部屋は狭くて紙だらけだし…ということで諦めています。
炭火のあたたかさって良いんですよね。
室生犀星先生の、猫と一緒にニッコニコで火鉢にあたる有名な写真を見るたびに、「いいなあ」と思います。先生は猫が火傷しないように火鉢をかなりぬるくして使っておられたそうで。猫愛。
そんなことを懐かしんでいるうちに
膝の上に猫が座り込んできました。
なんとなーく温かい。そして可愛い。
これをやられると動きにくくて仕方ないのですが!相手がネコチャンなので致し方なし!