ファブリアーノのクロッキー帳は滲みが少なくてペンによっては掠れがいい感じになって面白いです。シャーペン、鉛筆とは最高の相性だと思う。引っかかりの感触が気持ちいいです。好いです。
使った文具はシャーペンとcocoiroと慶弔筆ペンとタチカワラインマーカーAT。
◾︎最近のこと
コミティア110で出した「戌の日vol.1」をきっかけに、2誌の編集者さんに声をかけていただきました。(本の通販詳細は前記事にありますよ！！)
今はネームを出しながらの話し合いをしたり、アドバイスをもらったりしてます。
編集をやってる方の知識量というか、
漫画や映画や小説やドラマや実生活での事件を受け止めて消化してそれぞれに得た物語の描き方の方法論だったりキモだったり、
そういう経験に裏打ちされた感性ってすごく頼りになります。電話で感想やアドバイス貰うたびに「ホヘェーー！！」とか間抜けな声が出ます。すごく納得がいくので。
自分では言葉で説明し切れないけど、マンガで描きたいと思ってたもの、
ボヤボヤ見えてたのに掴みきれてない核のようなものが、他の人の目で見られて初めて形を伴って発見してもらえる感じ。
編集人でなくても鑑賞者として確立されたセンスを持ってる人って鋭い意見や感想をくれますね。
私自身がボーッと悶々物事をこね回すように考えるタチなので、そうやって出来たものにレビューを貰えるってすごくすごく有難いのです。
漫画でも絵でも人に見てもらえるまではシャドウボクシングですから…！！
